「引きこもり」をすることが大切な理由_引きこもりは甘えではない

引きこもり・ニート

「引きこもり」をすることが大切な理由


「引きこもり」と聞くとマイナスイメージでとらえられがちです。マイナスイメージでとらえてしまうということ自体が日本の悪しき協調文化を示しているのかもしれません。

「引きこもり」には、とても大切な真理が隠されていると私は考えます。

多様な価値観が共存できない日本社会

日本は1ミリの『ずれ』も許さない同調圧力の強い社会だからこそ、そこで我慢し、適応できない人をはじき出し、孤独な人を量産する仕組みになっている。
東洋経済ONLINE

人には様々な個性があります。様々な価値観があります。

それなのに、一般化された行動様式や価値観に同調しないと、自分の居場所が無くなってしまうと考えてしまいがちです。

そのような中で我慢して生活していると、ささいなことでさえ大きな負担になっていきます。

昼休みに皆が、野球やサッカー、流行りのドラマの話などで盛り上がっているときに、疎外感を味わったり、聞くだけでも辟易としたりすることだってあるでしょう。

たったそれだけのことと人は言うかもしれませんが、本人にとっての居づらさ、生きづらさは他人には分かりません。

大都市や大企業ならまだしも、小さな町に住んでいたり、小さな会社に勤めてたりすると、周りに自分を合わせないと生きていかれないとさえ思ってしまいます。

残念ながら、今の日本社会は、多様な価値観が共存できる社会とはいいがたいと思います。悪い意味での協調性がはびこっています。

「引きこもり」は自分の居場所づくりの第一歩

「人と関わって仕事するのが苦痛だ」
「人間嫌いというわけではないが、競争社会に疲れた」
「周りの価値観に迎合する人生なんて嫌だ」

そういう風に考え、苦しんでいる人は多いのではないでしょうか。

そんな世俗からいったん離れて「引きこもり生活」することは、インターネットが普及し、様々なサービスが充実してきた今の時代は十分可能です。

そうしてみることで、自己否定から脱却し、穏やかな心を取り戻すことさえできるのではないかと考えます。「引きこもり」はそのスタートラインになり得ると思うのです。

「引きこもり」は甘えではない

「引きこもり」はイコール「甘え」ではありません。引きこもるための資金の手当てをすることは、かなり大変です。

だから、勉強して将来に備えたり、インターネットで収入を得たり、決してラクなことばかりではないでしょう。

「自分らしくあるために」引きこもりを選択するのです。このことこそ、「引きこもり」の価値だと思うのです。

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