便利なネット通販を利用したいけど、荷物の受け取りが煩わしい、あるいは嫌だ、という場合があります。
どうしたらよいのか、解決策を考えてみましょう。
配達員に会いたくない理由 いろいろ
玄関のチャイムの音はビックリするから嫌だ
日ごろから、楽しい友人などが出入りするお宅であれば、チャイムの音は嬉しい音に聞こえるでしょう。
しかし、普段は静かなお家だと、チャイムが鳴ると「セールスかな?」「町内会の役員かな?」と思うと煩わしいと思うかもしれません。
ましてや、社会生活がうまくいっていない場合であれば、望まない訪問者である可能性もあり、玄関チャイムの音はストレスになります。
精神的に疲れているから、人には会いたくない
人生は時折、外出が憂いと感じたり、人間関係に疲れたり、気を遣うことが大変な瞬間があります。
職場の人、友人、家族ばかりでなく、お店のレジで店員を前にすることですら、見知らぬ人に道を譲られたときに、会釈をすることですら負担に感じることがあります。
たとえ宅配業者の人であっても、サインをしたり、「ご苦労様」とか「ありがとうございます」とか、言葉を交わしたり笑顔を見せたりすることがストレスに感じます。
プライベートを覗かれているようで恐怖・嫌悪感を感じる
近年、女性の配達員が増えているとはいえ、配達員の多くは男性です。
女性であれば、たとえ配達員であっても、男性が玄関を開けることに抵抗を感じる人もいるでしょう。
特にワンルームのマンション・アパートの場合、部屋の奥まで見えてしまうケースもあります。
宅配ボックスを置いて、人と会わずに荷物を受けとる
ネット通販は利用したいけど、宅配業者や郵便配達の人にも会いたくないというとき、重宝するのが宅配ボックスです。
宅配ボックスは、一般的には、受取人が不在時に利用されるもので、再配達が不要となります。これにより、荷物を適切なタイミングで受け取ることができます。
この宅配ボックスを利用して、配達員と会わずに荷物を受け取ることができます。
玄関チャイムを鳴らされないための貼り紙を
宅配ボックスは、受取人が不在の時に活用されるものです。居留守を使えば、配達員はおのずと宅配ボックスに荷物を入れていくことになります。
だから、宅配業者は、まず玄関チャイムを鳴らして、反応が無いときに、宅配ボックスを利用するのが普通です。
しかし、チャイムが鳴っているのに、不在を装ってじっとしていることは、ストレスになります。
だから、チャイムの付近には「チャイムを鳴らさないでください。配達物は宅配ボックスに入れてください」と貼り紙することが必要です。
【文例】
チャイムを鳴らさないでください。
・配達物は宅配ボックスに入れてください。
・連絡事項が有りましたらその旨ポストにメモを入れて下さい。
そのほか、理由を書いて理解を求めたいのでしたら、次のようなことを付記すると良いでしょう。
・家の中で作業していますが、チャイムの音で集中力を失います。
・在宅ワークのため出られません。
・音に敏感なため、チャイムの音がびっくりします。
・日中は就寝しているため出られません。
などの理由も理解を得やすいかと思います。
集合住宅の方は管理会社・大家さんに確認を
分譲マンションの場合は管理組合に、賃貸マンションの場合は管理会社に、アパートの方は大家さん(オーナー)に、「玄関先に宅配ボックスを置いて良いか」確認が必要です。
廊下や玄関の外は共有スペースであるため、使用に制約がある可能性があります。
宅配ボックス タイプいろいろ
▼シンプルなデザインの「るすぽす」という商品。複数のボックスが付いているので、大きさに合わせて使い分けできます。配達員が荷物を入れてプッシュロックを押せば自動施錠される仕組みです。価格は2万円~2万5千円が相場です。
▼こちらも複数のボックスがありますが、配達員がドア内側についているカギを使って施錠後に、郵便受けにカギを入れてもらう仕組みです。1万円台後半で購入できます。
▼とりあえず安価なものを、ということであれば、数千円から購入できます。
当然ながら、宅配ボックスに入らない商品は、直接受け取りとなりますので、購入時に発送サイズを確認しておきましょう。
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